税理士になると、人生や働き方が大きく変わります。
年収の安定・社会的信用・独立開業の自由など、他の資格にはないメリットが数多くあります。
本記事では、税理士資格を取るとどうなるのか?人生がどう変わるのか?
実体験をもとにランキング形式で解説します。
受験生はぜひ勉強のモチベーションにしてくださいね。
第1位:いつでも転職や独立ができる
断トツの1位です。
税理士資格があれば、「転職市場での強さ」や「独立開業の自由」が手に入ります。
パワハラやセクハラが横行し、残業代が支払われないようなブラックな所に勤めてしまっても、すぐにやめて他を探すことができます。
事務所のやり方や人間関係が何か違うな~と思えば、独立して自分の思い通りに仕事をすることもできます。
税理士になれば、会計事務所・税理士法人・事業会社など働き口はいくらでも見つかります。
普通の会社員であれば不安に感じる転職や独立が比較的簡単にできてしまうのは、税理士の魅力と言わざるを得ません。
私の知り合いの税理士は、一度仕事をやめて海外留学に行っていました。(帰国後すぐに仕事が見つかっていましたよ)
勤務税理士の場合、組織への依存度が低く、嫌になったらいつでもやめてやるわ!という精神的余裕を持てるのでかなり楽です。
「選択権が常に自分にある」というのは最高ですよ。
第2位:年収が比較的高い
税理士の平均年収は600〜800万円前後といわれています。
所感になりますが、どんなところに勤めても、年収は残業代込みで最低500万円(未経験者は450万円)はもらえると思って大丈夫です。
むしろ、これより低いところはブラックな事務所か、未だに昭和のやり方が通用すると勘違いしている太古の税理士事務所になりますので、働くのはやめましょう。
最近は、インセンティブを支給する所も増えていますので、勤務税理士でも年収1,000万円を超えることが珍しくなくなっています。
※楽して1,000万円稼げるわけではありませんので、ご注意ください。
私が勤めていた中規模の税理士法人・相続専門の税理士法人でも、インセンティブ制を導入していましたので、科目合格者でも年収が700万円を超える年もありました。
あの辛く苦しい税理士試験に合格したご褒美にしては、年収が低いと思う方もいるかもしれませんが、平均よりは稼げますし、何より独立すれば青天井です。
一方で、医者や弁護士のように、1年目から年収1,000万円を超えるような世界ではないため、長い年月をかけて税理士試験に合格した場合、割に合わない(コスパ・タイパが悪い)と思う人がいるのも事実です。
ただやはり、「資格を持っているだけで、生活基盤が安定する」という安心感は何にも代え難いです。
第3位:社会的な信用が高い
税理士は国家資格であり、社会的な信用度が非常に高いです。
名刺に「税理士」とあるだけで、取引先や金融機関からの第一印象が圧倒的に変わります。
勝手に「先生」と呼ばれて崇め奉られたりもします。(先生と呼ばれすぎてイジられてるのか?と思う時さえあります)
また、税理士は金融機関から融資を受ける際に利率を優遇してもらえたり、審査が通りやすくなったります。これは、弁護士・公認会計士・医師・税理士だけの特権のようですね。
ビジネスにおいて信用ほど大切なものはないと思いますが、税理士というのはなぜか最初から信用されてしまう職業なのです。
「税理士です」と名乗れることによる絶大な影響力をぜひ体験してほしいものです。
第4位:仕事に飽きない
”毎日同じことばかりでつまらない”ということが、比較的少ない業界だと思います。
事務所や業務内容によって程度はありますが、毎年の税制改正でルールが変わるため、常に新しい知識をアップデートする必要があります。
また、所得税・法人税・相続税・消費税など業務領域も多様。
「昨日の知識が今日から古くなる」世界なので、学び続ける面白さがあります。
逆に言えば、それだけ勉強しないといけない仕事でもあります。
また、税金関係だけでなく、経営・融資・資金繰り・不動産の売買・社会保険・給与計算などの相談も受けるため、色々な知識が身につきます。
「士業は一生勉強」というのを強く感じる瞬間ですね。
第5位:税金に詳しくなる
仕事として税務申告書の作成やコンサルティング業務を行っているので当たり前の話ですが、身の回りの税金関係で困ることはありませんし、家族・友人から相談を受けた際に、答えられなかったことはありません。
節税対策についても、それが本当の節税なのか、それとも騙されているだけなのか、判断できます。
自分の確定申告を行う際も、ただただ面倒な作業にしか思わなくなります。
逆に、税金のことを何でも知っていると思われるのが辛いところです。
以前、顧問先の社長からインドネシアの税制について聞かれたことがありました。(知ってるわけないやろ)
番外編
周りの税理士にも聞いてみましたが、私的にベスト5には入らなかったものをご紹介します。
受験勉強で培った知識が仕事で役に立つ
仕事を始めた当初はそう思っていましたが、仕事がどんどん難しくなるにつれて、受験勉強の知識では歯が立たなくなってしまったため、残念ながらランキング外です。
もちろん、今でも税理士試験の勉強して良かったなと思うことはたくさんあるので、順位をつけるなら第6位というところでしょうか。
有名人と会える
私も某芸能人とお会いしたことがありますが、やっぱり芸能人は顔が小さいなーと思った程度で、特に何も感じませんでした。
凄いのは自分ではなく芸能人ですからね。
推しメンの確定申告とかできたらテンションが上がるのかもしれません。
経営者と直接話せる
税理士のクライアントはオーナー会社(株主=社長である会社)が多いため、直接社長から相談を受けて仕事をすることが大半です。
自分でいちから事業を立ち上げた方もいれば、2代目・3代目として事業を承継している方もいます。
私の場合、オーナー社長と話す機会がほとんどで、もはや経営者と話すことに飽きていたので、ランキング外となりました。
人から感謝される
嬉しいですが、ベスト5に入るほどではありません。まだまだ未熟なのかもしれません。
まとめ
税理士になるのに10年かかりましたが、それでも税理士になって良かったと改めて思いました。
税理士になるには長い勉強期間が必要ですが、その先にあるメリットは計り知れません。
「転職・独立の自由」「安定した収入」「社会的信用」「飽きない仕事」
これらを同時に手にできる資格は、ほとんどないと思います。
少しでも興味がある方は、目指してみてはいかがでしょうか。