税理士試験受験記録⑦ 相続税のレベルの高さ

税理士試験

平成29年(第67回)税理士試験から、12月の合格発表までの記録です。

平成29年(2017年)8月:自己採点での衝撃

試験から数日後、各専門学校の解答速報を見て、自己採点をしました。
意外と点数が取れていることに喜んでいたのも束の間、ボーダーと合格確実の点数を見て驚愕しました。

相続税法

第一問:29点(問1:23点、問2:6点)
第二問:35点
合 計:64点

ボーダー:80点
合格確実:87点以上

てっきり、ボーダーが60点、合格確実が70点くらいだと思っていました。
他の専門学校も、ボーダーは最低でも69点でしたので、この時点で希望が打ち砕かれます。

この時に知りましたが、相続税は税理士試験の中でも最難関だそうです。
覚えた理論が出題されたにも関わらず、この結果です。

またしても途方に暮れることになりました。

平成29年(2017年)9月:所得税法への挑戦

大原に資料請求をして、パンフレットを眺めてなんとかやる気を保っていました。
毎回送ってもらって、ほんとすみません。

相続税は不合格の可能性が高いので、試験直後は今度こそ簿財消のリベンジをする!と思っていましたが、時間が経つと不思議と心が落ち着き、ついには達観してしまいました。

選択必須科目である法人税法か所得税法を勉強してみて、来年、税理士試験自体を続けるかどうか、判断することにします。

結局、簿財を受かっても、法人税法か所得税法は受からないといけない(科目合格者の中では、簿財2科目で脱落する受験生が最も多いらしい)ので、先にボリューム感・難易度を確かめたい気持ちが強かったです。

またもや脱線の予感ですが、これで5科目分の勉強がどの程度か把握できるので、決断に後悔はありませんでした。

すぐに、大原の初学者一発合格コース(所得税法)に申し込みました

法人税ではなく所得税を選んだのは、個人の税目の方が理解しやすい(身につきやすい)と思ったからです。

平成29年(2017年)11月:やることの多さ

所得税の勉強を始めてから2か月。やはり税理士試験で双璧をなす科目だけあって、やることが山積みです。幸いにも、これまで消費税と相続税を勉強したおかげで、新規科目の勉強にもだいぶ慣れていました。

講義を土日にまとめて見ることで、何とか食らいついています。
計算の復習も、今のところ3回転出来ているので、順調でした。

毎年、理論が覚えられないことが多いため、今回は年内から少しずつ理論を覚えてみることにしました。

それにしても、所得税って細かすぎないか

平成29年(2017年)12月15日:合格発表

相変わらず金曜日の発表のため、通知が届いたのは、次の日でした。

結果はこちら

予想はしてましたが、不合格です。60点以上取れたはずなのにC判定とは。

他方、財表の合格率29.6%

受けとけばよかった。

またしてもゼロ科目です。

事務所の人も不合格だと察したのか、試験結果については何も聞かれませんでした。

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