税理士試験受験記録⓪ プロローグ

税理士試験

はじめまして。税理士のししまるです。

このページにたどり着いたあなたは、きっと今――
「税理士を目指すべきか迷っている」
「勉強しているのに、全然手応えがない」
「働きながらって、現実的に間に合うの?」
そんな不安や焦りを、どこかに抱えているのではないでしょうか。

私は、税理士試験を8回受けて、最終的に6科目(簿記論、財務諸表論、所得税法、法人税法、相続税法、消費税法)に官報合格しました

ただし――ここが大事なのですが、私は最初から順調だった人間ではありません。
むしろ真逆で、4回目の受験までは合格科目ゼロ合格までに 10年 かかっています

いわゆる「短期合格の天才」でも、「仕事も勉強も完璧にこなすスーパー受験生」でもありません。
時間がかかって、回り道をして、何度も失敗して、それでも最後に合格にたどり着いた、

そんな“普通の受験生”の泥臭い記録です

だからこそ、もしあなたが今、

  • 税理士を目指すかどうかで悩んでいる
  • 受験しているのに合格が遠い
  • 働きながらの勉強で心が折れそう

…そんな状況なら、きっとどこかに「役に立つ失敗」と「救いになる実話」があるはずです。
特に、1〜4回目あたりまでは“反面教師”の宝庫です。どうか同じ落とし穴に落ちないでください。

さらにこのブログでは、受験の話だけではなく、現役税理士としての実体験も発信していきます。

  • 税務・会計の知識(勉強が実務でどう効くか)
  • 会計事務所/税理士法人の仕事内容(現場のリアル)
  • 転職(どう動くと後悔が少ないか)

「会計事務所で働いてみたい」「税理士業界に興味がある」という方にも、現実的な判断材料になると思います。

税理士を目指した理由

理由は、驚くほどシンプルです。
手に職をつけたかった。ただそれだけでした。

大学2年生の私は、授業にはあまり出ず、バイト中心の生活。
将来の夢が明確にあるわけでもなく、起業や独立への強い意志があったわけでもありません。

でも、なんとなく、
このまま流されて社会に出ると、働き方も人生も、選べる範囲がどんどん狭くなるような、そんな漠然としたイメージがありました。

起業や独立をしたいという強い気持ちはありませんでしたが、資格を取れば、働き方は自分で選択できると思い、大学の生協に行きました。

資格スクールのパンフレットを片っ端から眺めて色々と考えた結果、譲れない条件が2つ見つかりました。

1つ目は、難関資格であること
中途半端に終わってしまう未来が想像できたからこそ、「本気でやるなら簡単じゃない方がいい」と思っていました。

2つ目は、大学生活も楽しめること
勉強に全振りして燃え尽きるより、学校生活やアルバイトとのバランスを保ちながら続けたかった。

そして当時は、簿財も受験資格が必要でしたが、3年生になれば条件を満たせる見込みがあり、
「1年間、まとまった勉強時間が取れる」タイミングでもありました。

ーーこうして、私は税理士を選びます。

……が、ここからが”盛大な勘違い”の始まりです。

税理士試験がどのような試験か、ろくに調べてもいないのに、
「5科目受かればいいんでしょ!」という軽いノリで、TACの講座に申し込みました(親から20万借りました)。

しかも、当時の私は、簿記3級すら勉強したことがありません。

大学生活・バイト・税理士試験の3つを同時にこなし、大学在学中に5科目合格できる!
という根拠のない自信がありましたが、すぐに打ち砕かれることになります。

ここから先は、キラキラした成功談ではありません。
遠回り、停滞、やり直し、挫折、そして少しずつの前進
それでも積み上げた時間が、最後には“合格”という形になった――その道のりを、順番に書いていきます。

あなたが今いる場所が、スタート地点でも、行き止まりでも、迷子の途中でも大丈夫です。
この記録のどこかが、あなたの「次の一歩」を決める材料になれば幸いです。

それでは、受験記録の本編へとご案内しましょう。

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