税理士試験受験記録⑨ 55点 

税理士試験

平成30年(第68回)税理士試験から合格発表までの記録です。

平成30年(2018年)8月:早々に勉強を始める

試験後、さっそく所得税法の自己採点をしてみました。

所得税法

第一問:32点(問1:21点、問2:11点)
第二問:33点(問1:18点、問2:15点)
合 計:65点

ボーダー:69点
合格確実:82点以上

青色申告の理論は9割近く書けたものの、損益通算の理論が伸び悩みました。

TACでは損益通算の理論がAランクであり、理論マスターにも損益通算の計算順序が載っていたようで、ここで大原生との差がついてしまったようです。

同じ“受験生”でも、環境の差がそのまま点差になる現実を突きつけられました

それでも、所得税を受けたことで「意外と戦えるかも?」と思えたのは収穫でした。

5科目(簿財所相消)の勉強経験から、税理士試験の全体像をつかむことができたので、受験を続けることにしました。

ボーダー未満で合格していることを願い、合格発表までは、簿財の勉強をします。

TACと大原それぞれに資料請求をして、パンフレットを眺めてあれこれ考えましたが、TACと大原の外販の問題集を買い、講座は申し込まないことにしました。

平成30年(2018年)9月:人生初の転職

事務所が年内でなくなるので、転職が避けられなくなりました。
とはいえ、社会人経験1年半で、たいした経歴もなければ、資格は簿記2級しかありません。

どうすればいいのか途方にくれましたが、転職エージェントを無料で利用できると知り、経理や税理士・会計士専門の転職エージェントに登録してみることにしました。

翌日には電話がかかってきて、日程調整をして具体的な転職相談へ。トントン拍子で話が進みます。

3つの転職エージェントに登録しましたが、どこも下記のような感じでした。

  • 簿記2級でも採用する事務所は普通にある
  • 1年半での転職は珍しくない
  • 税理士受験生は会計事務所・税理士法人で重宝される
  • 年齢的にもポテンシャル採用が期待できる

思っていたよりもすぐに働き口が見つかりそうで、少し安心しました。

こちらの希望は、

  • 給与は現状維持
  • 残業少なめ

だけでしたので、希望にあった求人票をいくつか選んで書類選考に進むことになりました。

平成30年(2018年)11月:転職が決まる

エージェントを複数使うと、同じ事務所の求人票が並ぶことがある。
「世の中、狭いな」と妙に実感したのを覚えています。

人生初の職務経歴書を書き、転職エージェントに見てもらいました。
どの転職エージェントも、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策をしてくれるそうで、初めての転職には、心強い存在で

今の事務所は、法人・個人の顧問業務を中心に、たまに相続を手がける事務所だったので、同じような事務所に応募することに。

4社に書類を送って、3社は通過、1社は落ちてしまいました。

通過したのは、中規模の税理士法人(正社員30〜40人、パート20人ほど)。受験生も在籍している。
面接を経て、2社から内定。印象が良かった方に決めました。

というわけで、年明けから、新しい事務所での仕事が始まります。

10月、11月は面接の日々でしたが、土日はしっかり勉強していたので、簿財のテキストNo.1~No.3までを一通り復習することができました。

平成30年(2018年)12月14日:合格発表

今回から、不合格の場合はアルファベットではなく、点数が公表されるようです。

結果はこちら

…55点。これで3年連続の不合格。相変わらずのゼロ科目。

なのに、今回は不思議でした。
落ちた悲しさよりも、先に来たのは「ここまで来た」という感覚。

働きながら、所得税を1年で“あと5点”のところまで持ってこれた
その事実のほうが、心を支えていました。

「来年も所得税を受ければ合格できる。」そんな気がしたので、落ち込むより先に簿財所の3科目の勉強を始めていました。

いよいよ年明けから新しい事務所にお世話になります。今の事務所では、退職に向けて手続きを進めていました。

あとがき

55点は、不合格の点数です。
でも、この年の55点は、「終わり」ではなく「希望」でした。

1科目なら、働きながらでも、初学で合格圏内に入れる

あと5点で落ちた「悔しい気持ち」よりも、もう少しで合格できるという「期待」が上回っていました。

次回は、新しい環境の中で、再び受験者として簿財所のリベンジを行います。

タイトルとURLをコピーしました